杉並区の不用品・粗大ごみ処分はどうしたらいい?

杉並区では、不用品や粗大ごみの自己搬入や回収に関して、各種施設・サービスが用意されています。
たとえば、粗大ごみは電話またはインターネットによる事前申込みが必要なうえ、予約した日に限り自家用車で区指定の収集所(堀ノ内中継所)へ持ち込むことができます。
また、使用済み小型家電については区役所や清掃事務所(高円寺・方南)、そして環境活動推進センター(リサイクルひろば高井戸)など複数の拠点で回収を受け付けています。
さらに、衣類の回収ボックスや拠点回収会場も設置されており、洗濯済みで汚れ・シミ・破れのない衣類のみを受け付けるなど取り扱い条件が定められています。
これらの情報をもとに、自身の住まいや不用品の種類に合った回収方法を選ぶことが大切です。
杉並区民は指定曜日(日曜)に堀ノ内中継所へ持ち込み可。事前申込必須、1点400円(最大5点まで)。
杉並区粗大ごみの持ち込み場所
小型家電・機器類回収
15品目の小型家電は区役所西棟、高円寺・方南清掃事務所、環境推進センター(高井戸)などで回収。
<品目>
携帯電話・PHS/電話機/ファクシミリ/ラジオ/デジタルカメラ/ビデオカメラ/ポータブル音楽プレーヤー/ICレコーダー/電子辞書/電卓/パソコン(ノート型・タブレット型)/携帯型ゲーム機/ACアダプター/電気コード/充電器
衣類・雑貨の回収
リサイクルひろば高井戸(高井戸駅徒歩2分、環境活動推進センター内)で衣類や生活雑貨を寄付・販売中です。
また、区役所内等にも衣類回収ボックスが設置されており、汚れていない衣類のみ回収されます。
その他不用品
まだ使える家電や家具は、リサイクルショップやジモティーなどで譲り先を探すのも一つの手です。
また、大量の不用品やリサイクル・リユースが難しい粗大ごみの場合、民間の不用品回収業者に依頼する方も増えています。
リサイクルひろば高井戸の概要と取扱品目
杉並区リサイクルひろば高井戸(環境活動推進センター1・2階)は、衣類・雑貨・日用品など家庭の不要品を持ち寄り・販売する施設です。
具体的には、寄付された洗濯済み衣類や生活雑貨を格安で販売し、まだ使えるものを区内で再利用しています。
営業時間は9時~17時(水曜・年末年始休)で、2階の「エコマーケット」では衣類・雑貨を10~15時に販売しています。
かつては家具の引き取りも受け付けていたようですが、公式サイトには「不用になった衣類・雑貨・日用品などを有効利用する施設」と明記されており、家具の引き取りサービスは終了したことが案内されています。
つまり、リサイクルひろば高井戸では衣類・雑貨・日用品等のみが対象で、大型家具や家電の回収は行っていません。
たとえばソファやベッド、タンスなどは粗大ごみ扱いとなり、区の粗大ごみ受付センターへ予約申込みのうえ別途処分します。
リサイクルひろば高井戸で回収ができない品目
リサイクルひろば高井戸で断られるおもな理由は、品物が受入基準外であることです。
指定品目外
家具・家電・大型寝具・自転車などは対象外(粗大ごみ扱い)。
破損・汚損がひどい
提供するにはきれいな状態が求められます。NPO公式でも「シミ・色やけ・破れ・ほつれのない、洗濯済みのものを」と明記されており、汚れ・臭いがある衣類は回収できません。
その他
季節外の衣類や著しくしわが多い衣類、穴の開いたデザイン物などもお断りされます(例:衣類以外にも、電子機器や楽器、開封済みの雑貨類などがNG)。
こうした基準に合わないものを持ち込むと、回収を断られてしまうことがあります。
杉並区粗大ごみの処分方法と料金
リサイクルひろば高井戸で扱わない家具・家電・寝具などは、杉並区の粗大ごみとして処分することになります。
粗大ごみの申し込みは電話またはインターネットで行い、収集日を予約します。
収集日まで1~2週間かかることが多いので、余裕を持って申し込みましょう。
持ち込み収集も可能ですが、こちらも事前連絡が必須です。
区民は日曜日(9時~16時)に堀ノ内中継所へ最大5点まで搬入でき、1点400円の手数料を有料粗大ごみ処理券で支払います。
申込みは粗大ごみ受付センター(03-5296-5300)へ電話またはFAXで行います。
持込み時は運転免許証等で本人確認し、あらかじめ粗大ごみ処理券を貼付して持参してください。
要約すると、大型家具・家電は杉並区リサイクルひろば高井戸では扱えないため、「粗大ごみの申込み・自己搬入」という公的手続きを利用します。
具体例として、タンス・ソファ・テレビ・冷蔵庫などは粗大ごみとなり、収集依頼料(おおむね400~1500円)を支払って処分します。
杉並区内の他リサイクル回収拠点
杉並区では高井戸以外にもリサイクル関連の拠点があります。
杉並清掃事務所高円寺車庫(成田東)や方南清掃事務所(和泉)では、小型家電・金属類等を常時回収しています。
また、杉並区役所1階や宮前図書館などに設置された衣類回収ボックスでは、汚れのない衣類を回収しています。
その他、区が主催するフリーマーケットやリユースイベントで直接譲渡する方法や、すぎなみ環境ネットワークの「不用品情報コーナー」を通じて区民同士で譲り合う制度(仲介手数料無料)もあります。
まとめると、杉並区民は以下のような選択肢があります。
杉並区民における不用品回収の選択肢
リサイクルひろば高井戸:衣類・雑貨・日用品の持込み寄付(販売)。
粗大ごみ受付センター:大型家具・家電は電話/ネットで申し込み、収集 or 指定日に自己搬入。
清掃事務所・図書館等:小型家電や服などは別拠点へ持ち込み。
リサイクルショップや買取:まだ価値のあるものは民間買取(出張買取も利用可)。
ジモティーやフリーマーケット:個人間で譲渡(個人売買)する方法。
これらを試しても処分が難しい場合、または緊急で処分したい場合は、民間の不用品回収サービスを検討しましょう。
杉並区リサイクルひろば高井戸で断られたらEco助の利用がおすすめ

もし杉並区リサイクルひろば高井戸で引き取りを断られた場合や、区の収集申込みが間に合わない場合は、民間の回収業者の利用がおすすめです。
Eco助(エコスケ)は杉並区にも対応しており、即日対応可能な許可業者として知られています。
ソファーやベッドなどの大型家具やテレビ・冷蔵庫などの大型家電のほか、カーテンや衣類なども1点から回収可能です。
たとえば、引越しで大量の荷物を処分したい場合や、高齢者で自力搬出が困難な場合でも、Eco助は自社スタッフが自宅まで伺い回収します。
また、見積り後の追加料金なし(コミコミ価格)、買取にも対応。杉並区内は出張料・日時指定料が無料のため、料金面でも安心です。
古物商許可取得の許可業者で、違法業者によるトラブルの心配がありません。
リサイクルひろば高井戸で受け付けられない品目や急ぎの場合は、Eco助などの即日回収サービスを検討すると良いでしょう。
まずは電話やメールで相談・見積もりを取り、必要に応じて家具や衣類を含む不用品をまとめて依頼できます。




