大田区のゴミ屋敷のレベル別ゴミ処理方法やゴミ屋敷処理業者について、まとめてご紹介しています。
大田区のレベル別ゴミ屋敷清掃方法
まずゴミ屋敷と一口に言っても様々なレベルがあり、ここから先がゴミ屋敷だという明確な定義はありませんが、ゴミで足の踏み場がなくなっているのは、ゴミ屋敷の始まりです。ゴミ屋敷はゴミによる転倒や不衛生な環境ゆえの病気、ホコリがコンセントに溜まり発火するなど非常に危ないです。また放火のリスクも一般住宅よりも高まります。
そこで自分の部屋がゴミ屋敷化しているのではないかという方は、自分の部屋がどのレベルのゴミ屋敷になっているのかまずは冷静に確認してみましょう。部屋のレベルに合った片付け方法も合わせて紹介しているので、自分の部屋にあった片付け法を取ると良いでしょう。
レベル1:足の踏み場が殆どない
いわゆる汚部屋なのかゴミ屋敷なのか曖昧な境目が、ゴミ屋敷レベル1です。
ゴミは多いものの少し床が見えている、部分的にだけゴミが多い、1ヶ月以上掃除・ゴミ出しをしていない、弁当の空き箱やペットボトルが複数置かれたままである、この状況に当てはまるとゴミ屋敷レベル1です。
芸能人で言えば安田大サーカスのクロちゃんの部屋がゴミ屋敷レベル1と言えるでしょう。床にはゴミや衣服が散乱し、足の踏み場は殆どありませんが、一応歩け、ベッドの上は寝ることのできるスペースが確保されています。
彼氏・彼女を部屋に招くと、レベル1の段階から引かれることは間違いありません・・。
しかしこの状況のゴミ屋敷は、住民の意識次第ですぐに片付けることができます。
まずゴミを袋に詰め、指定された日にゴミステーションにゴミを持っていきましょう。これを繰り返すとすぐにゴミがなくなり、汚部屋、少し汚い部屋くらいに戻ります。
自治体のゴミ処理は無料のため、レベル1程度のゴミであればそれ以上レベルが上がってしまう前に綺麗に掃除をしましょう。
レベル2:床がゴミで埋まり歩きにくい
レベル1の状態を酷くしたのが、レベル2の状態で見えていた床がゴミで見えなくなった状態です。
ゴミに埋まり必要な物がどこにあるのか分からない、数ヶ月掃除をしていない、ゴミ袋が10個以上ある、生ゴミを放置している、この状況に当てはまるとゴミ屋敷レベル2です。
床がゴミで埋まっているので、転倒のリスクもあり危ないです。生ゴミの放置により害虫が発生している恐れもあり、衛生面でも
不潔な環境になっています。
レベル2の状態でも何とか自分で片付けることは可能です。
自治体のゴミステーションには一度に大量のゴミを持っていくことが禁止されているので、少しずつ小まめにゴミを出していく必要があります。
大田区で一度に出せるごみの量は、45ℓのごみ袋で3袋までです。
そのためゴミステーションにゴミを出し続ければ、1ヶ月程度でゴミを減らしていくことができ、汚部屋の状態に戻すことができるでしょう。
また友人や家族の助けを借りれば、1日もあればゴミを分別し部屋を片付けることができるでしょう。
不用品回収業者を利用し、要らないものを引き取ってもらってもいいでしょう。
レベル3:溜まったゴミのせいで、転倒が日常茶飯事である
床がゴミで見えなくなるのはレベル2ですが、レベル3ではゴミを踏まないと歩くことができなくなり、毎日のように転倒してしまいます。
また
弁当や飲み物の容器だけでなく服や家具なども散乱、ゴミ袋が15袋以上ある、生ゴミが秩序なく散乱している、この状況に当てはまるとゴミ屋敷レベル3です。
レベル3になると、
自力でのゴミ処理は不可能に近いです。家にある要るものと、要らないものを仕分けるだけでもかなりの時間がかかってしまいます。
レベル3まで増えてしまったゴミは、家族や友人の手を借りても片付けるのに数日かかり、ここまで酷いゴミ屋敷になると呆れられてしまうでしょう。
レベル3になると軽い悪臭が部屋に漂っており、
消臭も必要になってくるので、ハウスクリーニングサービスも提供するゴミ屋敷処理業者に掃除を依頼しましょう。
レベル4:強い悪臭と害虫の発生
レベル4になってくると、部屋に強い悪臭がし、害虫も湧いています。
害虫により食中毒などの健康被害も起こしやすく、命の危険があります。
数ヶ月ゴミ出しをせず不快なほど酷い悪臭がする、ゴミを踏んで生活する、ゴキブリを複数匹見かける、この状況に当てはまるとゴミ屋敷レベル4です。
ゴミ屋敷のレベルが4以上になると、近隣の住宅にも悪臭が漂ったり、害虫が発生することもあり、
近隣住民とのトラブルも起こりやすくなります。
レベル4のゴミ屋敷は、
自力での掃除は不可能です。
ゴミ屋敷専門の片付け業者にすぐに依頼し、清掃を行ってもらいましょう。
レベル5;天井に届くほどのゴミの量で、室外にもゴミが出ている
ゴミ屋敷レベルの最高が5で、この状態では健康な暮らしができません。
強烈な悪臭がし、害虫も多く発生しています。
庭や玄関にもゴミが出ている、近隣の敷地や道路にもゴミが出ている、行政の職員が部屋の状態を見に来る、周辺住民からの苦情が絶えない、この状況に当てはまるとゴミ屋敷レベル5です。
レベル5のゴミ屋敷で暮らしていると、何らかの健康被害がすでに出ているかもしれません。
近隣からの苦情も頻発し、行政から片付けを行うように指導されます。
行政からの指導や片付けの勧告を無視し続けると、ゴミを強制撤去される可能性もあります。
行政による強制撤去を受けると
社会的な信用を失うだけでなく、後日
高額な処理費用の請求が来ます。
そのため強制撤去が行われる前に、ゴミ屋敷処理業者に連絡しゴミを処理してもらいましょう。
トラック数台分ものゴミが出るので費用はかさみますが、それでも強制撤去より処分費用は安いです。
大田区のゴミ屋敷処理業者にゴミ処理を依頼すると
ゴミ屋敷の清掃を大田区のゴミ屋敷処理業者に依頼すると、一体いくらかかり、どのような流れでゴミを処理してもらえるのか、利用する上でのメリット・デメリットについてご紹介します。
大田区のゴミ屋敷清掃料金相場
大田区のゴミ屋敷の清掃料金相場は、間取り別で下記の通りです。
大田区の間取り別ゴミ屋敷清掃料金
清算は作業後の現金払いが大半です。一部のゴミ屋敷処理業者ではクレジットカード払いやポイント払い、分割払いにも対応しています。
ゴミ屋敷処理業者にゴミ処理を依頼した際の流れ
①問い合わせ
まずは電話かH Pのメールフォーム等により業者に問い合わせを行います。
そこで都合の良い日時を伝え、訪問見積もりのアポを取ります。24時間、365日予約を受け付けていたり、
即日対応可能業者もあり利用しやすいです。
レベル4以上のゴミ屋敷は、生活するだけで健康被害が出る恐れがあるので、1日も早く問い合わせをしましょう。
②訪問見積もり
部屋の状態を実際に見てもらい、見積もりをしてもらいます。
訪問されたくないと考える方も多いですが、当サイトでは訪問見積もりを推奨しています。というのも、電話口のみでの見積もりでは実際にゴミや部屋の状況を見ていないので、概算料金でしか伝えてもらうことができず、いざ作業をお願いすると概算料金より請求金額が上がってしまうケースが多いからです。
3万円程度だと考えて依頼したら、5万円になってしまったというショックと、最初から5万円と知り依頼するのとでは、支払う額は一緒でも受ける衝撃は全く違いますよね?
また概算金額のみの提示では、後に業者との金銭トラブルにも発展しやすいです。
そのため訪問見積もりを必ず依頼し、納得した上で作業に取り掛かってもらうようにしましょう。
訪問見積もりでは、いつ作業を行うのかといった日程も打ち合わせます。休日や夜間・早朝は割増料金になることもあるので、割増料金があるのか、どうすれば費用を抑えることができるのかなど、気になることや要望はこの時にしっかり伝えましょう。
多くの業者では無料で見積もりを行っているので、気になる業者を複数見積もりに呼び、他社と比較・検討すると良いでしょう。
③ゴミの回収と清掃作業
業者が不要な物と必要な物を分別し、回収作業を行ってくれます。
取っておいて欲しい大事な物がある場合は、予め伝えておくと作業もよりスムーズになります。
ゴミの搬出が終わると、サービスで簡易清掃を行ってもらえるケースが殆どです。どこまでの清掃をサービスで行ってもらえるのかは、業者により異なりますが、カビや隙間の汚れ、油汚れなどを綺麗に掃除してもらえます。
④清算
作業が終わると作業内容を確認し、問題がなければ作業代の支払いをします。
これがゴミ屋敷処理業者にゴミ処理を依頼した際の大まかな流れになります。
ゴミ屋敷処理業者に依頼するメリット・デメリット
ゴミ屋敷処理業者に依頼する際のメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
ゴミ屋敷処理業者はフットワークが軽く、見積もり依頼を出したその日に訪問見積もりをしてくれ、同日に作業を開始してくれることもあります。
迅速に対応してもらえるので、早く部屋をスッキリさせることができます。
多くのゴミ屋敷処理業者では不用品の買取も行っています。
不用品を処分するのに、不用品回収業者に処分を頼むと不用品1点につき、いくらとお金を取られてしまいます。
しかしゴミ屋敷処理業者では不用品を1点、1点査定し、買取を行ってくれます。つまりお金を払うのではなく、お金をもらえるのです!
不用品の買取費用と清掃費用を相殺することができるので、出費を抑えることもできます。高価買取が実現すると、買取費用が清掃費用を上回り、逆にお金をもらうことさえあります。業者に来てもらう前に家に要らない物がないか探してみてもいいかもしれません。
ゴミ屋敷レベル1程度のゴミしかないという場合にも、ゴミ屋敷処理業者はゴミ処理を行ってくれます。
ゴミの量が少なくても自分で処理するのは面倒ですよね?
そんな時は業者に依頼するとゴミを全て搬出してくれ、ゴミの量が少ないからといって作業を断られることはありません。自分で動かすことが難しい大きな家具・家電の粗大ゴミも回収してくれるので、ゴミの量が少なくてもゴミ屋敷処理業者に依頼するメリットは大きいです。
デメリット
自分でゴミを処理すれば、費用はかなり抑えることができます。自治体のゴミステーションにゴミを出せば無料で回収してもらえますし、粗大ゴミも自治体のゴミ回収を利用すれば、1点につき数百円〜数千円で処分してもらえます。
しかしゴミ屋敷処理業者に依頼すると、
基本料金・車両代・人件費がかかるので、
安くても3万円程度の出費を覚悟しなければいけません。
自分で処理する労力がなくなるので、その対価として相場内の費用を支払うのであれば決してデメリットとも言えませんが、業者選びに失敗してしまい相場以上の金額を支払うことになってしまえば、業者に依頼したことを後悔してしまうでしょう。悪徳業者に騙されることがないように、慎重に業者選びを行いましょう。
残念ながら大田区には悪質な不用品回収・廃品回収業者がいます。
国民生活センターに寄せられたトラブルには、高額請求された、断ったらキャンセル料金を請求された、回収されたゴミが不法投棄されていたといった相談が寄せられています。
こうした悪質な業者に依頼し、被害を受けないためにも業者の口コミなどを参考に、悪い評価の多い業者は依頼しないようにしましょう。
ゴミ屋敷の処理はメリットだけではなく、デメリットについてもよく理解した上で作業を依頼するようにしましょう。