練馬区の粗大ごみ持ち込みは安い?申込方法や注意点を解説

練馬区で家具や大型家電などの粗大ごみを処分する際、自分で直接持ち込む方法があります。
持ち込み処分は戸別収集に比べて料金が安く、都合の良い日時に処分できるメリットがある一方で、事前の予約や粗大ごみ処理券の準備など、守るべき手順やルールがあります。
この記事では、練馬区における粗大ごみの持ち込み方法について、予約方法や持ち込み場所、料金表、土日の受付などを解説。
加えて、当日中に処分したい場合の対処法や不用品回収業者の活用法も紹介します。
練馬区の粗大ゴミ持ち込みは事前予約が必要
練馬区で粗大ごみを持ち込んで処分するには、事前の予約が必須です。
練馬区では戸別収集の場合と同様に、粗大ごみ受付センターへの申し込み(予約)が必要となっています。
予約の方法は、電話またはインターネットのいずれかとなり、電話の場合は後述する「練馬区粗大ごみ受付センター」に連絡し、「持込み希望」であることを伝えて申し込みます。
インターネットの場合は練馬区の粗大ごみインターネット受付サイトから24時間予約可能です。
どちらから申し込む場合も、収集か持ち込みかを選択し、処分したい品目や数量を伝える必要があります。
なお、予約の締切は持ち込み希望日の前日までです(日曜を挟む場合は2日前まで)。
予約なしで当日いきなり持ち込むことはできないので、早めに連絡して日時を確保しましょう。
特に年末や引越しシーズンは予約が混み合うため、予定が決まったら早めの予約がおすすめです。
予約時には、受付センターと調整のうえ、持ち込む日(搬入日)と午前・午後の希望時間帯を指定します。
予約が完了したら、後述する粗大ごみ処理券を購入し、指定日になったら粗大ごみを持参する流れとなります。
練馬区粗大ゴミの持ち込み場所(所在地)
練馬区で粗大ごみを持ち込む場所は、「資源循環センター」という施設です。
正式名称は「練馬区資源循環センター」で、住所は練馬区谷原1丁目2番20号。
この資源循環センターが、練馬区内の粗大ごみ持ち込み処分を受け入れている施設です。
持ち込み当日は、資源循環センター1階ヤード棟にある受付横の「持込みスペース」まで車で粗大ごみを運び込みます。
現地では係員の指示に従って荷下ろし作業を行ってください。
なお、事故防止の観点から、センター職員は荷下ろしを代行しません。
持ち込んだ粗大ごみの荷降ろしは基本的に自分で行う必要があるため、大型家具などを運ぶ際はケガのないよう十分注意しましょう。
資源循環センターへのアクセス方法としては、自家用車またはレンタカー(2トントラック以下)での搬入が可能です。
業者による無許可収集ではないことを確認するため、レンタカーを使用する場合は契約書を持参する決まりがあるので注意しましょう。
また、持ち込みできるのは練馬区民に限られます。
当日は運転免許証など住所が確認できる本人確認書類を提示するよう求められるので、忘れずに持参してください。
資源循環センターの受入日時は基本的に年末年始を除く毎日です。土日祝日でも持ち込み可能な点は他区に比べて利用しやすい特徴といえます。
練馬区粗大ゴミの当日持ち込みは可能?
「予約なしで今日すぐ粗大ごみを持ち込みたい」「申し込んだ当日中に処分したい」と考える方もいるかもしれません。
先述したとおり、練馬区では当日の持ち込み受付は行っていません。
必ず事前に予約を入れ、予約時に指定された日に持ち込む形になります。予約さえしていれば当日持ち込み自体は可能ですが、予約なしで突然持ち込んでも断られてしまいます。
ただし、粗大ごみ受付センターに朝イチで電話して「これから持ち込めますか?」と頼んでも、基本的には難しいことがほとんどです。
ただし、予約状況によっては前日までの申し込みが間に合えば、翌日以降すぐに搬入できる場合もあります。
練馬区では戸別収集より持ち込みのほうが比較的早く処理できる制度となっており、「収集よりも短い日数で処理できる」メリットがあると案内されています。
お急ぎの場合はまず電話かインターネットで予約を入れ、最短の日程で搬入日を確保しましょう。
どうしても役所の予約が間に合わず当日中に処分したい場合は、この記事の後半で紹介する不用品回収業者(Eco助など)の利用も検討してください。
民間業者であれば24時間いつでも相談でき、最短即日で回収してもらえるケースもあります。
費用は自治体よりかかりますが、「退去日が迫っているので今日中に片付けたい」といった緊急時には心強いサービスです。
練馬区粗大ごみ料金表(持ち込み処分の料金)
粗大ごみ処分の手数料(料金)は品目によって異なります。
練馬区では処分料金があらかじめ定められており、予約時に申込品目ごとの料金を案内してもらえます。
必要な金額分の「有料粗大ごみ処理券」を後述する方法で購入し、粗大ごみに貼付して支払う仕組みです。
持ち込みの場合の料金は、戸別収集の場合に比べておおむね半額程度に割引されています。
<参考となる料金の一例>
400円(収集の場合) → 200円(持ち込みの場合)
900円(収集) → 500円(持ち込み)
1300円(収集) → 700円(持ち込み)
2300円(収集) → 1200円(持ち込み)
このように、自己搬入すれば料金が半額近く安くなるのは大きなメリットです。
特に粗大ごみを複数出す場合は、持ち込みにすることで合計費用をかなり抑えられるでしょう。
ただし、持ち込みのために車両を手配するコスト(レンタカー代等)も考慮し、収集と持ち込みどちらが得か検討してみてください。
なお、具体的な品目ごとの料金は練馬区粗大ごみ料金検索サイトで調べることができます。大型家具や家電など代表的な品目の料金は練馬区公式ホームページにも一覧がありますので、処分前に確認して必要な処理券を購入しましょう。
練馬区では1回の持ち込みにつき15点まで粗大ごみを受け付けており、大量の粗大ごみを一度に処分したい場合も、15点までなら一度の予約で持ち込めるので便利です。
ただし年度内(4月~翌3月)で3回までという回数制限があります。大量に処分する予定がある場合は計画的に申し込みましょう。
練馬区粗大ゴミ持ち込みは土日も可能?
練馬区の粗大ごみ持ち込みは土日でも可能です。
資源循環センターの受け入れ日は年末年始を除き日曜・祝日を含め毎日開いています。
平日は仕事で難しい方でも、土曜日や日曜日に持ち込めるのは嬉しいポイントですね。
具体的な持ち込み可能時間帯は以下のとおりです(1日のうち受付は午前と午後に分かれています)。
午前の持ち込み時間: 9:00~11:00(9時~10時枠、および10時~11時枠)
午後の持ち込み時間:14:00~16:00(14時~15時枠、および15時~16時枠)
上記の時間内で予約時に指定された時間枠にセンターへ搬入します。
他の自治体では週末の持ち込みを限定しているケースもありますが、練馬区は基本的に毎日受け入れているため比較的予定を合わせやすいでしょう。
ただし祝日を含む月~土は粗大ごみ受付センターでの予約連絡が可能ですが、日曜日は受付センター自体が休みのため新規予約はできません(すでに予約済みの持ち込みは可能)。
土日に持ち込み処分したい場合は、前日までに予約を済ませておく必要がある点に注意してください。
練馬区粗大ごみ受付センター電話番号(問い合わせ先)
練馬区の粗大ごみ受付センターの電話番号は「03-5703-5399」です。
粗大ごみの収集・持ち込みいずれの場合も、この受付センターへの事前申込みが必要になります。
電話受付時間は月曜日~土曜日の朝8時から夜7時まで(祝日も受付、年末年始除く)です。
日曜は電話受付がお休みなので注意してください。
電話をするとオペレーターにつながり、住所・氏名や粗大ごみの種類・個数などを聞かれます。
持ち込みを希望する場合は「持ち込み処分したい」旨を伝えましょう。
受付スタッフが空いている持ち込み可能日を教えてくれますので、希望日を選んで予約します。
合わせて処分料金も案内されるのでメモしておきましょう(この金額分の粗大ごみ処理券を購入します)。
電話が混み合っている際は、インターネット受付(24時間対応)を利用するのもおすすめです。
ネット受付では希望日を入力して申し込む形になり、予約完了後に受付番号が発行されます。
どちらの方法でも最終的に「受付番号」「持ち込み日」が通知されますので、粗大ごみ処理券にその番号と持込日を記入して当日持参してください。
予約後に都合が悪くなった場合は、予約日の前日までに受付センターへ連絡すれば日程変更やキャンセルも可能です(インターネット予約の場合、日曜を除く持込日前日まで変更受付)。
困ったときは早めに電話で相談してみましょう。
練馬区粗大ゴミ券(有料粗大ごみ処理券)の購入方法
粗大ごみ処理券(いわゆる「粗大ごみ券」)とは、粗大ごみ処分手数料を支払うためのシール式の券です。
練馬区で粗大ごみを処分する際は、収集の場合も持ち込みの場合も必ずこの処理券を購入して粗大ごみに貼り付ける必要があります。
処理券の購入方法は簡単で、区内のコンビニエンスストアや郵便局、スーパー等の「ごみ処理券取扱所」で買うことができます。
また、練馬清掃事務所・石神井清掃事務所、練馬区役所本庁舎18階の清掃リサイクル課などでも販売しています。
予約時に案内された品目ごとの料金に見合った金額の券を用意しましょう。
例:料金500円ならB券300円+A券200円の計2枚
粗大ごみ券には種類があり、練馬区ではA券(200円)とB券(300円)の2種類があります。
必要枚数は品目により異なりますが、購入時に店頭で領収印を押してもらいましょう(領収印がない券は無効となるので要注意です)。
処理券を入手したら、券面に「持込み日」と「氏名または受付番号」を油性ペンで記入し、粗大ごみ1点ごとに見やすい位置へ貼り付けてください。
持ち込み当日は、センターの係員が券が正しく貼られているか確認します。
もし料金が不足していた場合は現地で追加分を支払うことになりますので、貼り忘れや金額不足がないようにしましょう。
最後に重要な点ですが、粗大ごみ処理券は自治体ごとに異なります。
練馬区以外の処理券は使用できないため、必ず「練馬区」発行の粗大ごみ券を購入してください。
逆に、使い残した練馬区の粗大ごみ券は他区で使えませんのでご注意を。
粗大ごみの持ち込みが難しい場合はEco助にご相談ください

ここまで練馬区の粗大ごみ自己搬入について解説しましたが、「車がないので持ち込めない」「15点を超える大量の粗大ごみがあり収まりきらない」「予約が取れず急いで処分したい」など、自治体のルールでは対応しきれない場合もあるでしょう。
そんな時に検討したいのが、不用品回収の専門業者を利用する方法です。
Eco助(エコ助)は不用品回収・粗大ごみ処分の専門業者で、練馬区を含む都内全域でサービスを提供しています。
自治体回収とは異なり、お電話1本で自宅まで粗大ごみを引き取りに伺うため、重い家具を運び出す手間もかかりません。
日時の指定も柔軟で、深夜早朝や土日祝日でも対応可能です。自治体の予約が埋まっていても、Eco助なら最短即日での回収も可能なので、お急ぎの方にも安心です。
費用は処分品の量や大きさによって変わりますが、事前に無料見積もりを行い、追加料金なしの明朗会計で対応いたします。
自治体より費用はかかるものの、その分手間や時間を大幅に節約できるのが業者利用のメリットです。
特に引越し直前で時間がない場合や、高齢・妊娠中で重い物を運ぶのが難しい方は、無理をせずプロの手を借りることをおすすめします。
Eco助では、まだ使える家具・家電の買取も含めて対応可能な場合があり、処分費用を抑えられるケースもあります。
もちろん、行政の許可を取得した適正な業者ですので安心してご依頼ください。
不用品回収のプロに任せれば、煩雑な粗大ごみ処分のストレスから解放され、短時間でお部屋がスッキリ片付きます。
粗大ごみの持ち出しや処分にお困りの際は、ぜひEco助にご相談ください。
お問い合わせはお電話・LINE・メールで24時間受付中です。
練馬区の不用品回収サービス詳細はこちらから、 Eco助のサービス内容や対応エリアを詳しくご覧いただけます。ぜひチェックしてみてください。




