品川区の粗大ごみ制度の特徴
品川区では、一辺の長さがおおむね30センチ以上の大型ごみを「粗大ごみ」と定義しており、家庭から出る粗大ごみは事前申込み制で有料収集となっています。
店舗や事業所など事業系の粗大ごみは区の収集対象外で、市では受け付けてもらえない点に注意しましょう。
粗大ごみを出す方法は大きく分けて2通りあり、(1) 区職員に収集に来てもらう方法（戸別収集）と、(2) 日曜日に区の指定施設へ直接持ち込む方法があります。
直接持ち込みの場合は後述するように処理手数料が割安（およそ半額）に設定されているのが品川区の特徴です。
いずれの方法でも事前に品川区粗大ごみ受付センターへの申し込みが必要で、申し込み後に「有料粗大ごみ処理券」と呼ばれるシール（証紙）を購入して料金を支払う仕組みになっています。
また、品川区では、高齢者（65歳以上）や障がいのある方のみの世帯で自分で運び出しが困難な場合、運び出し収集（玄関先まで職員が搬出を手伝うサービス）も提供しており、対象の方は申し込み時に受付センターへ相談できます。
品川区で粗大ごみとして出せる品目例
- 家具類（テーブル、タンス、ソファ、ベッドなど）
- 家電製品（電子レンジ、掃除機、ストーブなど ※リサイクル法対象品を除く）
- 寝具類（布団、マットレス）
- 自転車
- カーペット
- スーツケース
一方で、市で収集できないものとして以下のような品目は粗大ごみとして出せません。
- 家電リサイクル法対象家電（テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機）
- パソコン類（家庭用パソコン・モニターなど）
- バイク・原付バイク（オートバイ、自動二輪車）
- その他処理困難物・危険物（ピアノ、消火器、石や土、砂、灯油・ガソリンが入ったもの、密閉容器内のガス、爆発性・有害なもの 等）
- 事業活動に伴うごみ（店舗や事務所から出る大型ごみ）
上記の市で収集できない品目については、購入店・メーカーによる回収や専門業者への依頼が必要です。
例えばテレビや冷蔵庫などの家電4品目は販売店か指定引取場所でのリサイクル手続き、パソコンはメーカー回収など、品川区の粗大ごみ受付センターでは扱えないので注意しましょう。
品川区での粗大ごみ申し込み方法（電話・WEB）
品川区で粗大ごみを処分するには、必ず事前に申し込みが必要です。申し込み方法は電話とインターネット（WEB）の2種類があります。
それぞれの概要は次のとおりです。
電話での申し込み
品川区粗大ごみ受付センターに電話して申込みます。電話番号は03-6733-5374、受付時間は月～土曜（祝日含む）8:00～19:00で、日曜と年末年始(12/29～1/3)は休みです。
電話ではオペレーターに直接相談しながら、出したい粗大ごみの品目・サイズ・数量を伝えて申し込みます。
申し込みが完了すると受付番号（4桁）と収集日、料金を教えてもらえるので、必ずメモしておきましょう。
品目や料金の不明点があればその場で質問できるため、電話申込は不安な点を確認しながら手続きしたい方に向いています。
インターネットでの申し込み
パソコンやスマホから24時間いつでも申し込みができます。
品川区の「粗大ごみインターネット受付」サイトにアクセスし、案内に従って氏名・住所・品目など必要事項を入力します。
品目はリストから選択し、大きさ等を選ぶ形式で、申し込み完了後に画面上で受付番号・収集日・手数料が表示され、登録したメールアドレスにも通知されます。
WEB申し込みではカレンダーから空いている収集日を確認しながら予約できるため、自分の都合に合わせてスケジュールを立てやすい利点があります。
インターネット申し込み完了後は、受付番号等の大事な情報を控え、収集日までに後述の粗大ごみ処理券を準備しましょう。
なお、インターネットで品目を探しても該当が見つからない場合や、手数料の減額・免除（生活保護世帯等で手数料が免除になる制度）を利用したい場合は、WEBではなく電話で受付センターに問い合わせ・申込をしてください。
品目によっては名称がサイト上で分かりにくい場合があるので、不安な場合は電話で確認すると確実です。
また、品川区では申し込み後の品目追加や交換は基本できませんので、申込時によく確認してから手続きを行いましょう。
万が一、申し込んだ品目と実物が異なる場合は回収してもらえないこともあります。
品川区粗大ごみ申し込み変更・キャンセル方法
申し込み後に収集日や品目の変更、キャンセルをしたい場合は、収集予定日の前日までに品川区粗大ごみ受付センターへ連絡すれば手続き可能です。
インターネット申込の場合、受付完了メールに記載の専用ページから予約内容の変更・取消操作もできますが、直前の変更や不明点がある場合は電話で問い合わせたほうが確実です。
収集日当日や直前のキャンセルは対応できない場合がありますので、予定が変わった場合は早めに連絡しましょう。
また、一度購入した粗大ごみ処理券は払い戻し不可となっています。
例えば、処理券を買った後で収集をキャンセルしたり品目を減らした場合でも、未使用の処理券の現金への返金はできません。
しかし、処理券には有効期限がなく次回以降の粗大ごみ処分時に再利用可能です。
余ってしまった処理券は捨てずに保管し、後日同じ区内で粗大ごみを出す際に使いまわすことができます。
なお、インターネット申込でクレジットカード決済を選択した場合は、申込後に品目の追加・交換ができない点に注意してください（その場合、追加品は別途新たに申し込む必要があります）。
申込内容の一部取消（減らす）については可能ですが、カード決済では領収書が発行されないなどの違いもあります。
不明点があれば早めに受付センターへ相談しましょう。
粗大ごみ処分に困ったらEco助にご相談ください
ここまで品川区の粗大ごみ制度について解説してきましたが、引越しや大掃除で粗大ごみが一度に大量に出る場合や、忙しくて収集日まで待てない場合などは不用品回収業者の利用も選択肢の一つです。
Eco助は東京都内を中心に不用品回収・粗大ごみ処分を行っている業者で、年中無休・24時間体制で受付しています。
問い合わせはフリーダイヤルで深夜早朝でも可能で、最短当日中の回収にも対応してくれます。
「品川区の粗大ごみ処分予約がいっぱいで間に合わない」「自力で運び出せない大型家具がある」といった場合でも、Eco助なら即日対応でスタッフが自宅まで引き取りに来てくれるので安心です。
しかも出張料金が無料（見積もり後の追加料金も無し）という明朗会計を約束しており、不用品の量に応じた定額パック料金なども用意しています。
もちろん品川区のルールに従い不用品の回収・買取を行う許可業者正規事業者なので、違法な不法投棄などの心配もありません。
大型家具・家電の回収から、分別の難しいゴミ屋敷清掃、遺品整理まで幅広く対応しており、必要に応じて買い取れる品物はその場で査定・買取してもらうこともできます。
市区町村の粗大ごみ収集は安価で安心ですが、「量が多すぎて収集しきれない」「仕事の都合で収集日まで待てない」「処分したい物がリサイクル家電で市では扱えない」といったケースでは、Eco助のような民間のプロの力を借りるのも賢い方法です。
電話一本で自宅まで来てくれてその場で運び出してくれるため、時間や手間がかかりません。
品川区にお住まいで粗大ごみ処分にお困りの際は、ぜひ一度「Eco助」の無料相談を利用してみてください。
